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盟友・飛雄馬と伴がライバルに！

阪神・花形満と大洋・左門豊作によって“消える魔球”大リーグボール二号の秘密が暴かれ、不安が増していく星飛雄馬。そのため、「和製ベーブ・ルースにもなれる逸材」と評価しトレードを希望する中日に伴は移籍したほうがいいと考え、伴に冷たい態度をとる。それでも移籍を拒否し続ける伴の元に、行方不明だった飛雄馬の姉・明子が姿を現す。密かに想いを寄せていた明子の説得に伴は……。

一方、宮崎キャンプが始まっても意気消沈し続けている飛雄馬。そこへ、かつて飛雄馬が愛した女性・美奈が働いていた病院の沖医師が訪れ、美奈の遺した言葉を告げる。また、巨人・川上哲治監督も、飛雄馬への荒療治のため、王貞治と長嶋茂雄に飛雄馬と対決するよう命令。飛雄馬 VS ONの真剣勝負が繰り広げられる。

そしていよいよプロ野球が開幕。飛雄馬と伴の初対決に注目が集まる巨人対中日戦で、中日・一徹コーチと巨人・川上監督の火花散る心理戦が繰り広げられる！

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球界激震“黒い霧事件”“土井の左足”も

1969年から1971年にかけて、西鉄ライオンズ（現埼玉西武ライオンズ）の選手をはじめ、多くのプロ野球選手が八百長に関与したとされ世間を震撼させた「黒い霧事件」。第151話「対決、その前夜」では、阪神・花形満がこの事件に対して怒りを露わにしたことで、伴の気持ちに変化が。そして第148話「グラウンドの孤独者」では、1969年10月30日、後楽園球場で実際に起こった、審判員・岡田功氏の判定をめぐる日本シリーズ初の退場事件が描かれている。