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一徹は辞表を、飛雄馬はナイフを……

息子・飛雄馬の魔球・大リーグボール二号を伴宙太に打たせることができなかった星一徹は、中日ドラゴンズ・コーチの座を退くため、水原茂監督に辞表を提出。しかし水原監督は一徹の隠れた本心を見抜く。さらに、伴もその場に押しかけ、一徹の辞任を慰留する。

一方、大リーグボール二号を阪神・花形満に打たれてしまった飛雄馬は、失意の中、偶然夜の街で出会った女番長・お京に絡まれたことで、チンピラたちの事務所に連れ込まれてしまう。自暴自棄になった飛雄馬は野球を辞めるため、自らの手にナイフを……！

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オールスターでの友情が新魔球へ導く

かつて甲子園を沸かせた飛雄馬、花形、左門豊作がオールスターで揃い踏み。しかし、飛雄馬の野球への情熱は冷めきっていた。さらに、野村克也らにも大リーグボール二号を打たれ、飛雄馬は失意のどん底に。そこで、ライバル・花形と左門は飛雄馬のために一肌脱ぐ。その後失踪してしまったかのように見えた飛雄馬だが、復帰後の試合でまさかのアンダースローを披露。遂に大リーグボール三号の完成か!?
 

「あの大リーグボール養成ギプスも、苦労しましたよ」

4号連続、漫画家・川崎のぼる氏の貴重なインタビュー。今回は「あの大リーグボール養成ギプスも、苦労しましたよ」と、“大リーグボール養成ギプス”に言及。「原作に『エキスパンダーみたいなものを身体に巻きつけてある』って書いてあって」と、子どもも大人も熱狂したあのギプスの誕生秘話を明かす。