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「泣きたかったら甲子園で勝って泣け！」

父・一徹が青雲高校野球部監督に就任し、厳しい特訓の日々に部員たちは困惑続き。それは部員のみならず、息子・飛雄馬も同じ。運動音痴のクラスメイトに審判を依頼したり、紅白戦で飛雄馬をピンチに追い込むなど、飛雄馬はイライラを募らせる。しかしそれらはすべて、飛雄馬の弱点を克服するための秘策だった……。

一徹の作戦が功を奏し、無名の青雲高校は甲子園地区予選初戦で強豪校を破る大金星。ところが、第2試合、飛雄馬の死球が原因で、相手バッターは野球生命を絶たれる大怪我を負ってしまう。飛雄馬も自分を責め、一時は野球を辞めようと決意したことも。その後も、延長17回の死闘、決勝戦直前の体調不良など、ピンチが続く。

高校生らしい甘えや弱さも、甲子園という目標を前に断ち切らないといけない高校球児たち。時に迷い時にぶつかりながら、野球部一丸となって死に物狂いで甲子園出場の切符を勝ち取るまでの軌跡を、ぜひご覧ください。

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ライバル・花形満も決勝前に大ピンチ

飛雄馬のライバル・花形満のいる紅洋高校も、神奈川県大会の決勝に進出。しかし、決勝戦前日、花形の元に、ブラックシャドウズ時代の友人・滝から自身のデビューライブの誘いが入るが、トラブルに巻き込まれることに……。

また、甲子園出場を決め強化合宿に入った青雲高校野球部マネージャーに浪速っ子の仙場が就任。なにかと口うるさく世話を焼く仙場に部員たちは辟易してしまうが、仙場にはある思いがあった。

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