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開講式
第1期受講生は23名。講義は4月から10月までの土曜日に合計21講義日、合計42コマを予定しています。開講式は、検温、消毒の実施、マスク着用、パーテーションの設置等、新型コロナウイルス感染予防対策をとったうえで、今後の受講会場となるぴあ社内にて一堂に会しました。
開講の挨拶で本プログラムのヘッドマスター東出隆幸は「大いに学んで、大いに交流していただき、実りある7ヵ月にしてください。みなさんの夢が実現されることを願ってますし、一人でも多くの方にスポーツ業界に進んでいただいて、日本、ひいては世界のスポーツ業界に貢献できるような人材になっていただればと思います」と激励。同じくヘッドマスターの永島誠は、「音楽・演劇が中心のぴあだからこそスポーツビジネスの分野でもできることがたくさんあるはずだと思っています。みなさんがスポーツ業界に行った際には、ここでの経験がすぐに活かせるような内容の濃い授業を作っていきたい」と抱負を述べました。
各スポンサー企業の方々はリモートで参加。“スタジアム・アリーナ設計”“IT”“人材”など、いずれもスポーツビジネスに深く関係する業種だけに、「エンドユーザーの声をいかに汲み取るか」「このコロナ禍でどのようにリアルイベントを復活させるか」など、今後の講義内容にも関わる各社のテーマを提示しつつ、「一緒に学んでいきましょう」「当初の目的を忘れず積極的に授業に参加してほしい」など期待の言葉が寄せられました。また、当社に対しても「ぴあが新しい領域でのビジネススクールを開講されるということは、日本におけるスポーツビジネスマーケットが成長している現状と、まだまだ伸びしろがあるとうことの証明だと思っています。一方でスポーツビジネスが抱える大きな課題として、実践的にマネジメントができる人材、マーケティングスキルを持った人材が不足していると認識しています。PSBが具体的な解決策、未来へのマーケットの拡大策となることを願っています」という言葉もいただきました。
この日を待ち望んだPSBスタッフも熱のこもった挨拶を披露。「現場でどれだけ汗をかき、どれだけお客様、クラブ、チーム、協会の方々と共に同じ思いを持って一緒にやっていけるかというところが、スポーツビジネスの肝かなと思っていますし、そういう思いを持って集まっていただいていると思います。みなさんが積極的にチャンスを掴めるいい機会ですし、我々もみなさんの思いや夢を実現できるようにがんばります」「実際の現場でスポーツビジネスの難しさを肌で実感しています。現場は大変だということを知った上でこのビジネスをするのかしないのかというところが非常に重要なポイント。そのリアルを少しでもお伝えできれば」「講義はもちろんですが、お互いに学び合うことも大事だと思います。この縁も大切にしてください」と声を掛けました。
後半は、少人数に分かれていくつかのアイスブレイクを実施。「私は“実は”○○です」という自己紹介や、「共通点を探せ!」というトークテーマを元にお互いを知り、これから7カ月間ともに学ぶ仲間としてチームワークを高めます。自己紹介では、「実は輝かしいスポーツ歴を持っている」といったスポーツの話題はもちろん、「実は今日が誕生日」「実は子どもが生まれたばかり」などのプライベートな話でも大盛り上がり。「共通点を探せ!」では、多種多様な年齢や経歴のためなかなか見つけられないグループも。しかしながら「全員サッカー好き」「全員裸眼」「全員ひとり暮らし」など、共通点が見つかるたびに喜び合っていました。
昼休憩を挟み、午後はさっそく講義を開始。アメリカ在住のBLUE UNITED CORPORATION 中村武彦常任講師から、「スポーツビジネスの原理原則・特異性・4大収益源を理解する」と題して、そもそも“スポーツビジネス”とはいつ何をきっかけに始まったのか、スポーツならではのビジネスモデルの実情とはどういった点にあるのか、などについてお話しいただきました。中村講師からの問いかけや質疑応答に皆積極的に参加。時には中村講師が舌を巻くような鋭い質問も。あっという間に2時間の講義が終了し、初回から時間をオーバーする充実の内容となりました。
PSBの活動はオフィシャルサイト、SNS等で随時発信。第1期受講生がどのようなことを学び、今後スポーツビジネスの業界においてどのようにこの経験を活かしていくのか。ぜひご期待ください。
RELEASE
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