​巨人 vs 中日 命運を握る大リーグボール二号が完成！

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消える魔球！？ 大リーグボール二号

スランプを乗り越え、大リーグボール二号の完成に向けて一心不乱に捕手・伴宙太と特訓を続ける飛雄馬。しかし、あまりに身勝手な行動から川上哲治監督の不評を買い、再び二軍に降格。飛雄馬のライバル・花形満と結婚目前となった姉・明子は、大リーグボール二号の完成を知り、飛雄馬と花形の前から姿を消してしまう。

そして遂に、大リーグボール二号をお披露目する日がやって来る。首位の巨人に対して猛追をかけてくる中日との一戦。オズマのバットの前になすすべがない川上監督は、飛雄馬をリリーフに送る。“消える魔球”大リーグボール二号を目の当たりにしたオズマは呆然。しかし、一徹には秘策があった。さらに、大洋・左門豊作、阪神・花形も大リーグボール二号を攻略するため、あらゆる方法で魔球の秘密を解き明かそうとする。

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飛雄馬のモデル？伝説の大投手・嶋清一

第125話「ズックのボール」では、1939年の第25回夏の甲子園で、前人未到の全5試合完封、2試合連続ノーヒットノーランで優勝という偉業を成し遂げた嶋清一が登場。1945年3月29日、24歳で戦死してしまったが、一説には星飛雄馬のモデルとも言われている。

この物語では、戦地で出会った一徹に、再び野球ができる日のため作ったズックのボールを見せるも、残念ながらそのボールは嶋の遺品となり一徹の手に残った。そして、そのボールは飛雄馬に託され、大リーグボール二号が生まれることに……。