PSB 1期生 卒業生インタビュー
PSB1期生 服部陽介さん
B.MARKETING(ビーマーケティング)株式会社
営業グループ
PSB受講期間:2021年4月~10月
B.MARKETING入社時期:2021年9月~
菅原瑠美さん
B.MARKETING(ビーマーケティング)株式会社
営業グループ
Q.入社のきっかけは?
服部 スポーツや音楽など昔からエンターテインメントが大好きで、B.LEAGUEが発足時から掲げる使命の一つの“エンターテイメント性の追求”、スローガンである“BRAKE THE BORDER~前例を笑え!常識を壊せ!限界を超えろ!”という言葉に強く惹かれました。自分自身の人生で成し遂げていきたいことや夢としても、仕事や生き様を通して人や社会に元気や笑顔を与えていきたいという想いがあったので、バスケ界であれば自分の理想像や夢に近づけるのではないかと感じたことがきっかけです。
Q.服部さんの印象は?
菅原 入社前に面接した上司からスポーツビジネスへの意欲は抜群と聞いていました。スポーツビジネスにはカッコイイ、派手というイメージがありますが、入社当初はむしろ地味なことをコツコツやっていくことが大事で、彼もそのギャップを感じていたかと思います。今はコツコツやってきた努力がクライアントさんのためになっていることを本人も実感して、少しずつ変わってきているように感じます。
Q.仕事で苦労している点は?
服部 今は営業グループで、B.LEAGUEを中心にさまざまなパートナーさんを担当しているのですが、基礎的なことをわかっていなかったり、目指したいゴールや目的に向かっていきたくても、慣れないうちは思ったように動けず、もどかしいこともありました。ただ、自身の粘り強さや明るさを強みと捉えて、負けずに前進していこうと常に考えています。
Q.服部さんの仕事での変化は?
菅原 彼は元来積極性があるので、一旦流れの整理が付けば、コミュニケーションの面などうまくやっていると思います。私たちの仕事はコミュニケーションのスピードがとても速いので、そこにストレスを感じてしまうタイプの方は少し向いていないかもしれません。あと、やっぱりスポーツ自体に何かしら興味がないと難しいかなと思いますが、スポーツ経験の有無はそれほど重要ではないと個人的には考えていて、業界的に閉鎖的になってしまうことが多いので、それは違う業界に照らし合わせると非常識だとか、一般的にファンから見たらこうとか、指摘してくれる方のほうが貴重な人材だと感じます。
Q.現在の課題は?
服部 B.LEAGUEはエンタメ性という点でほかの競技より大きな可能性があると考えています。屋内競技なので、各社パートナーブースやハーフタイムショーなど、試合を通じたアクティベーションがやりやすいといった点にも魅力を感じていますし、まだ露出や認知度が足りない中で、興味を持ってもらえるようなアプローチや仕掛けをパートナーさんも巻き込んだアクティベーションを通じてやっていけたらという思いがあります。
菅原 B.LEAGUEの課題としては、B.LEAGUE自体の認知もそうですが、クラブの各地方での認知、そして選手の知名度も上げていきたいというところです。また、開幕当初は革新的な試みが注目されましたが、第三のプロスポーツになるためには何かしら尖っていることが必要だと感じているので、今後はその点をどう見せていくのかも課題ですね。
Q.働き始めてから、PSBについて思うことは?
服部 様々なプロスポーツチームの方や、スポーツ業界の方が講師となり、チケッティングやアリーナビジネスなど、実際の現場について多角的かつ深く学べたことが本当によかったと思いました。あと、同期は宝だと感じています。今でも交流がありますし、僕と同じようにスポーツ業界に行った人や、別の業界で働いている人もいますが、悩みがあれば相談したり、飲みに行ったり、今でもすごく助かってますし、心の支えになっています。
Q.就職希望者に変化はありますか?
菅原 正直、B.LEAGUEが開幕したときには、単純にバスケ好き、とか、この人ネオファンだな、みたいな人が多かったですね(笑)。そのときも「ファンは要らないんだ」と、「第三者のビジネス目線を持ってる人がいいよね」という話はしていて、今は彼のようにしっかりとビジネスと捉えている人が増えてきましたので、いい方向に変わっていると思います。
Q.今後の目標は?
服部 基礎的なことができないと大きいことは達成できないと考えているので、まずは自分の基礎的なレベルを高めていきたいと思っています。あと、これは野望なんですが、PSBの卒業式で今後の夢・ビジョンとして色紙に「頂点狙え」という言葉を書いたんですけど、オールバスケットボールファミリーで10年、20年でバスケを日本のスポーツ界の頂点に自身も力となり導くということを目指していきたいですし、エンタメ性においても、海外、NBAをも超えるようなものにしていきたいですね。
Q.服部さんに今後期待することは?
菅原 営業はわかりやすく言うと「稼ぐ」仕事ですが、日々の仕事が「稼ぐ」に直結してみえるかどうかはファジーなところがあると思います。パートナーさんが大きいがゆえに、キープするための地道な仕事を日々こなしていると、「これ自分稼いでるんだっけ」と疑問に思うことが多くなることもあるのですが、今はしっかりと「これが、何年後の何億につながってるんだ」と目標を持って、行動できる人になってほしいなと思っています。それができてくると、新規の営業など、ちゃんとお金を引っ張って来る人になれるので、いつかはそういうバスケ界のために稼げる人に成長してほしいですね。
Q.スポーツ業界で働きたい人へのアドバイスをお願いします。
服部 ぶれない想いや夢があれば人間って何事も叶うと強く思っていて、僕自身、一度は戦略的に前職の広告業界に入ったんですが、夢を追いかけ続け、燈は消さず動いてきました。なので、スポーツ業界への想いがあれば、それを消さずに頑張って欲しいです。個人的にはスポーツ業界を目指す人にはぜひPSBに行ってほしいと思っています。とてもいい学びがありますし、大切な仲間、同士に出会えますよ。